今回で5回目となる行っているセ・リーグの他球団の傾向と対策。

ラストは私が最下位に予想した中日について見ていきたいと思います。


おさらいとして順位予想を振り返っておきましょう


1 巨人(④にて考察 総合力No.1)
2 広島
3 ヤクルト(⑤にて考察 若手とベテランの融合)
4 DeNA(⑥にて考察 左腕王国健在)
5 阪神(⑦にて考察 ベテランが引っ張る)
6 中日

「6位予想と対策:苦手強竜打線は総力戦で封じろ」

昨年投手陣の整備に苦しみBクラスに沈んだ中日。
そこからガルシア投手が移籍して国内FA等での大型補強は無し。崩壊したリリーフ陣の立て直しも必要で新生与田ドラゴンズは厳しい船出を強いられています。
しかし打つ方ではアルモンテ、モヤ、ビシエドの三外国人に平田選手を加えた中軸は今年も強そうですし、大島選手もまだまだ衰えを見せていません。高橋周平選手、京田選手など脇を固める選手がしっかりすれば他チームと比べても全く遜色ない打線が組めます。控えに藤井選手がいるのも中日の強みですね。

今回6位に予想しましたが、正直巨人広島を除く4球団はどこが3位でも全くおかしくない戦力を持っています。さらに言えばこれは現状での予想。下位予想の阪神・中日は若手の出場機会も増えると思うのでまだ見ぬ新戦力にも期待したいです。
そういう意味で中日は昨年鈴木投手がルーキーながらチームを支える働きをしましたし、今年はなんといっても根尾選手がいます。こういった新しい力が現有戦力と融合したときは怖いですね。


さてそんな中日と我らが広島はどう戦っていけばいいでしょうか

去年中日に11勝14敗と負け越した広島。昨シーズン中盤よく聞かれた「中日の中継ぎからなら逆転できる」という言葉も広島はあまりあてになりませんでした。
個人的なイメージだと鈴木投手には結構やられたなというイメージがあります。
、で調べてみてびっくりしましたが昨年一年間で鈴木博志投手にはチーム全体で40打数5安打に抑えられているのですね。しかもタナキクマルの三人で14-0です。(そりゃあ勝てんよ。)今年のOP戦でも防御率0.00と安定していますし、間違いなく厄介な相手です。
さらに抑えの田島投手に対してもタナキクマルで6-0と全く打てていません。こちらもOP戦自責0で終えており今年は8、9回に逆転するのは容易ではないでしょう。
こうなったら中日戦だけはタナキクを下位に下げるかほかの選手と交代させることも考えてもいいかもしれません。何しろ昨年の対中日OPSで田中選手は.585 菊池選手は.524です。
いっそのこと二塁曽根、遊撃小園なんていう布陣を試してみるのもいいのではないでしょうか。

つづいて野手陣ですがなんといってもビシエド選手とアルモンテ選手の対広島成績の良さが目を引きます。さらに昨年広島戦で4本塁打の平田選手、広島戦だけ覚醒状態になる京田選手やトラウマ製造機藤井選手など手ごわいバッターが脇を固めます。
彼らをひとりの投手が一試合抑えきるのは相性から見ても難しいので、ブルペン総動員で戦うしかないでしょう。
ビシエド選手には一岡投手とフランスア投手、アルモンテ選手にはアドゥワ投手とフランスア投手、平田選手には一岡投手とアドゥワ投手とどんどん苦手な投手を投入してマシンガン継投でかわしていくのがいいと思います。
今年はそこにレグナルト投手が加わるので彼が中日キラーになってくれれば心強いのですが・・・


さてここまで各球団の傾向と対策を見てきたわけですが、そうこうしている間に今週末の開幕が近づいてきました。
長い長いペナントレース、どのチームからも怪我人がでないこと、そして最後まで白熱した面白いシーズンに なることを祈っています。

それでは